とどのつまり

そういうことらしい

サムシンギンジェアー

最近、何かを受け取る力が強くなって来た気がする

感受性と言ってしまえば簡単なんだけれども、そう単純な話でもない

 

これは事務所の先輩に言われて気がついた事だが人間は、どうも何か波のような物を空気中に放出してるっぽい

そしてそれが空気を染める

 

例えば、

 

見捨てられて優しく話されている時のひんやりとした空気、

接待として自分の話を聞いている相手の虚無的空気、

愛している人と話す時の、とても暖かい空気、

何か悲しい事があってそれでも幸せだと言う人の、優しく痛い空気、

 

話をしようとしてくれるだけで俺は十分わかるよ

具体的なことは聞かないとわからないけど、どんな気持ちでいるのかはなんとなくわかる

 

そして、それを感じる事が出来る、いわば同類の人たちはそれを隠すのが上手い

俺もそうだと思う

ただ、それは防衛本能だ

良くも悪くも

 

同類と会って話す時に感じるのは、お互いがお互いを隠していて、それをお互い分かっている少しピリついた空気

 

だから、仲良くなりたい人だったら防衛本能を殺して、素直に喜んだり悲しんだりするんだよな

 

俺は元からある程度感じる事が出来るけど、そう言うものを感じたいのであればフィッシュマンズを聴くことをオススメしたい。

佐藤伸治の詩は、そういった見えない何かへの気持ちを歌っているから

 

 

 

そして、俺が何か寂しかったり辛い体験をした時にすぐ曲がバーっと書けるのは、そのインプットの情報量の多さから来るんだろうと暫定している

 

クリエイターは何かを自分の中から放出して、放出した分当然自分の中は空っぽになるから

 

something in the air