とどのつまり

そういうことらしい

その中で

ばかいうな

一年ちょっとじゃ街なんかそんなに変わらないよ

 

おまえが変わったんだ

 

良いか悪いかは死ぬときにしかわからない

 

誰かに見守られながら死ぬなら

 

なんでも良いことだ

 

全ての責任は最後に目を瞑る時にあるから

 

無責任に変わったり変わらなかったりして良いんだ

 

 

 

分かってるのに、涙が出る

帰ろうね

 

酔い夜

精神と時の部屋で過ごせるのなら

気が狂うまで何もせずにいたいよね

 

白髪になった頭を掻き毟り、痩せ細った身体なら、「おはよう」の一言にも力が宿ると思う

 

そしたら、自然と男性女性関わらず全ての人を愛せるのかもしれない

 

いや、無理かもな

俺ら愚かだしね、俺なんか特に

 

泣きそうだ

 

 

この世に確かなものなんてない

精神と時の部屋で過ごして

この世に確かなものなんてない

わたしは何も知らない事を知る

 

 

 

 

うちの犬がおしっこを変なところでするようになった

 

昔よりも動けなくなってる

 

俺は昔と変わらなくやってる

 

ある程度走れるし、顔も変わらないし

 

死んだじいちゃんも友達も先輩も、本当に死んだのか分からないままだ

 

ただいないだけ

 

過ごした場所では、今も焼き鳥の匂いがするのに

 

今、俺の隣で寝てくれるのはうちの犬だけだから、いなくなったらいやだな

 

ほんとにいやだ

 

ずっといっしょだよな

届かなくても良いもの

雨で、君のスカートがなるべく濡れないように祈る

似合ってたからな

 

ほんとうにたまたま会えたときに風邪なんか引いてたら心配させるから、もうちょっと眠ろう

 

二階の7畳の部屋から、ベッドの横の窓に思うこと

幸せの予感

何を失ったかは分からないが確実に何かを失った帰り道、夜はもう朝になった

 

鳥が近くで、遠くでさえずる中、胸の痛みを少しでも掻き出そうとタバコの煙を吸い込み、吐き出した時に気付いた事がある

 

こんなに寂しくさせてくれるあの人の尊さ

こんなにズキズキする事がある、俺の環境の尊さ

これらを音楽にできる事の嬉しさ

 

ありがとう

とっても幸せだ